オークション詐欺?!
ネパールから頼まれているノートパソコンを落札。
約1週間ほどかけて現在の相場や動きをサーチし、そろそろ決めないとな・・・と思っていたところに条件のいい商品が出品された。
しかも即決!
ネパールはとにかく電力不足が問題で、何よりもバッテリーが生きているかが最重要になる。
私が目をつけた商品は2009年製。
かなりのハードユーザーでもないかぎり、消耗率は少ないだろうと踏む。
OSは英語に入れ替えるため、リカバリCDは必要ない。
出品者の評価は10に満たず、商品の説明は超簡単なスペックの箇条書きのみ。
これはいいものを見つけたゾ!と意気込み、即行で出品者に質問。
回答が横柄なのがちょっとひっかかったが、欲しい情報は得られたので落札。
いい仕事したんじゃない?とウキウキする。
なんせ質問への回答が横柄な人だったので、どんな感じの取引連絡がくるのかと思っていたところ、一応敬語は使っているものの金融機関の名称を間違っていたりして、う~んと思わされてしまう。
せっかちな人なんだろうか・・・と思いながら、まあどこの金融機関を指してるのか想像はついたので翌日振込みを行った。
すると・・・
その出品者の評価がどんどん下がっていってる。
なんだか車関連パーツをやたら落札してて、それが全キャンセル。
うわっ・・・やっちまったか・・・と思っていると
私より2週間早くデスクトップを落札した人からの評価が入っている。
落札者のコメントは「支払い後10日経っても連絡なし」・・・。
どうやら完全にやっちまった。
そして遂には出品者のID停止。
本格的にヤバいゾ!!!と思い、慌ててトラブル対処のQ&Aを読む。
何でもオークションでも補償制度があるそうで、私のケースも当てはまりそうだとわかり、
ちょっとホっとする。
とりあえずIDが停止になってしまっている出品者に関しては、今後その情報が表示されなくなる可能性もあるとのことで、即行で取引成立と経過の証拠を押さえる。
私はとりあえず取引関連画面を全部PDFで保管し、そして警察に被害届けを出すときに必要かもと思い、全部プリントアウトした。
オークション運営会社へトラブルの報告も済ませ、補償を受けるための行程を読んでいると、次にやるべきことは内容証明の郵送だそうな。
が・・・、相手の住所が分からない。
う~ん、これでも補償の対象になるんだろうか・・・。
とりあえず出品者の電話番号が分かっていたので試しにをかけてみるが、
予想通り電源が入っていない。
今はとりあえず運営会社からの連絡を待つのみ。
人間、余裕がないとボンミスをやらかしてしまう。
今回の被害総額1万円也。
「スペック的にはまあまあ妥当な価格設定で、送料込みは相場から見ておまけに値し、年式の新しさを考慮してない価格設定は初心者で、だから商品説明も簡素」と都合のいいように解釈してしまった。
オークション歴6年で初被害・・・。
とりあえず事の成り行きだけは冷静に見守ろうと反省。
世の中、そんな都合のいい話はありませんな・・・。
何はともあれ、たまに住所を明かさない出品者がいるが、今回のようなトラブルになって運営会社から補償を受ける際に必要な「内容証明の送付」という行程があることを考えると、取引相手の住所を把握しておくことは必須だと、今更にして思った。
みなさんも気をつけて!